歯科衛生士が非公開求人に応募する時の注意点

歯科衛生士のお仕事を探していると、医院名を明かしていない医院が有ることに気づきます。なぜ非公開求人なのでしょうか。それにはしっかりとした理由があります。この理由を知っておくと、多少有利に立ち回ることが出来ますので、ぜひ頭に入れておいて下さい。

1.医院内の他の衛生士より年収が高い

インフレや人材不足もあり、歯科衛生士の年収は年々上昇しています。つまり、同じ仕事の内容だとしても、1年後、2年後は年収を上げないと人が集まらない状況と言えます。インフレや人材不足は他の業界でも同じことが言えるのですが、特に歯科衛生士の場合、人材を簡単に増やす事ができないため、人材不足の影響を大きく受けます
歯科衛生士になるには資格を取得するために必要な年月がかかりますし、衛生士学校が入学定員を増やす必要もあります。
今のところ、人材を急増させるような流れが無い事を考えると、衛生士の人材不足は今後も続くと考えて良いでしょう。
さて、年収を上げなければ人材が集まらない医院にとって悩みとなるのは、今働いてくれているスタッフと、新しく募集するスタッフの年収バランスです。今の人はそのままの年収で…新しい人だけ年収を上げたい…(上げないと集まらない…)こんな時、医院名を伏せた非公開求人が使われます。医院名を伏せておけば、今働いている歯科衛生士さんが求人票を偶然見つけてしまうリスクを減らす事ができるからです。
就業後、同僚から年収について聞かれる事が有るかもしれませんが…そんな時は低めの額を言っておくのが良いかもしれませんね。

2.解雇したいスタッフがいて、代わりの人材を探している時

解雇したいスタッフが居たとしても、それが本人に伝わってしまうと、すぐに辞職してしまうかもしれません。そうなると、すぐに代わりの人材を集めなければいけなくなってしまいます。
急いで人材を雇用すると、良い事が殆どありません。働き方のミスマッチはもちろん、予定より高い年収や採用コストになってしまう事があります。
しかし、次のスタッフを雇用してから、解雇したいスタッフに伝える事が出来れば、スムーズに移行可能です。今いる人を解雇する前に新しい人を探している時に非公開求人を使うことがあります。

3.ライバルの医院や患者さんに知られたくない

ライバルの医院や患者さんに人手不足を悟られたくない場合、非公開求人を選ぶ院長さんがいらっしゃいます。。特に患者さんに人手不足を知られるのを嫌がる院長さんは多くいらっしゃいます。
冷静に考えれば当たり前で…自分が診療してもらう事を考えたとき、人手不足の医院を信用できるかと言われると….出来ませんよね笑
ただ、ほとんどの場合医院名を公開して募集しても患者さんからの信頼が下がることはありません。患者さんは求人サイトを見る機会が無いからです。むしろ、医院名を公開するメリット(求職中の歯科衛生士が安心する)の方が大きいでしょう。

今回は非公開求人のパターンを上げてみました。
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