こんにちは。
歯科衛生士求人のHellowa.netです。当社は50代・60代の歯科衛生士募集など、シニア・ミドルシニア層の歯科衛士向け転職サービスも行なっています。
今回はその経験から、再就職や転職など、50代・60代で仕事を探している歯科衛生士さんに向けて、転職や仕事選びのコツをご紹介いたします。
当社に応募いただく歯科衛生士さんは、次のような理由で転職を検討している方が多くいらっしゃいます。
- 長年勤めていた医院が廃業してしまった
- 若い人ばかりの現場なので、ゆっくり仕事できる医院がいい
- 両親の介護が必要なので、週3で働ける環境に就職したい
- 最新の医療機器は液晶モニターが多く、老眼にはキツい
ライフステージに合わせて職場を選び直す衛生士さんは決して少なくありません。
また、「令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」(厚生労働省)によると、50歳以上の歯科衛生士は令和2年時点で全体の23.6%を占めます。平成20年では全体の10%も満たない状況から比べると、とても大きな変化です。
このように、歯科衛生士として働きたいシニア層が多いにも関わらず、実際に求人サイトを確認すると20代・30代の求人が目立つのが現状です。なぜそのよな事が起こってしまうのでしょうか。
それは、多くの医院はシニア層の応募が来ると思っていないから、と言えるでしょう。
10年前、20年前のことを思い出してみてください。女性が多い歯科衛生士では50代・60代まで働く人がそもそも少なかったのではないでしょうか。しかし、今では時代が変わり、多くの人が働いています。その事を医院側が知らないのです。
このような医院の場合、転職エージェントが直接働きかけることで、シニア層の採用枠を作ることができます。実際に交渉してみると、皆さんの経験・スキルに価値を見出す医院は思いのほか多い印象です。求職者側の条件が極端に厳しくない限り面接すらできないとう事はまず在りません。転職サイトでは自分を対象とした求人が見つからなくても、医院のニーズをしっかり理解している転職コンサルタントなら、あなたに合った医院が見つかるかもしれません。
国は歯科衛生士の再就職対策をしている = 歯科衛生士は不足している
ここ数年、厚生労働省は歯科衛生士に対する復職支援・離職防止等推進事業実施団体を募集しています。復職する歯科衛生士を雇用する事で、医院は支援制度を使えるのです。お仕事を探す皆さんに直接関係する事ではありませんが、歯科衛生士が足りないという事は明らかであり、歯科衛生士としてお仕事を探す事を諦める必要は全くありません。
50代,60代の歯科衛生士が就職しやすい職場は?
2023年1月現在、歯科業界の中でもっとも人が足りないのは訪問歯科です。増え続ける介護人口にまったく対応できていない状況が続いており、訪問歯科を行っている歯科医院は常に人材を探しています。「訪問歯科は経験した事無いし…」と、50代・60代で新しい業務にチャレンジするのを躊躇っている人も安心してください。訪問歯科は現在もどんどん拡大している市場です。あなたと同じように「はじめて」の衛生士さんの方が多いのです。皆さんの豊富な経験を活かしながら、新しい職場にチャレンジしてみるのは如何でしょうか。
Hellowa.netでは50代・60代の歯科衛生士求人に力を入れています。掲載医院以外にもご紹介可能です。また、弊社のデータベースにご希望が求人票が無い場合は、コンサルタントがお探しいたしますので、お気軽にご連絡ください。